おうちスタイル・レッスン Lesson 4
快適空間を続ける方法
動線とゾーニング・スッキリ見えるテクニック、インテリアと配色
8月25日土曜日、おうちスタイル・レッスン19期、4回目のレッスンが開催されました。アシスタントの渡辺がレポートさせていただきます。
まずは、この1か月の振り返りと、お勧めの家事グッズの紹介をみんなで。このレッスンの導入が楽しくて大好きです。
みなさんからご紹介いただいた家事グッズは、ダイソーの粉ふるいがついた容器、シンクで自立する、穴あきのごみ袋、シンクがピカピカになるお酢のスプレーなど。
100均でも、そうじゃなくても、家事グッズは新しいものがどんどん出てくるので、試してみた方にお話を聞けるのが一番参考になります!
1か月の振り返りでは、お子さんの学習机を購入され、いよいよ収納の大幅な見直しに入ろうという方、ご主人が喜んでくださるのでお片付けに勢いがついているという方など、嬉しい進化の声もたくさんいただきました!
*間取り図から見た吹き溜まりポイントは?
4回目のレッスンでは自宅の間取り図を使用します。
間取り図を見ながら、おうちの中に生まれてしまう吹き溜まりについて検証します。
*動線とゾーニングのポイント
おうちには家族が生活のために移動する「動線」と、そのスペースをどんな目的で使うかという「ゾーニング」という考えがあります。子どもが小さいうちは、ご飯を食べて、遊んで、寛いで、着替えて、勉強も、リビングやダイニングで、ということが多いのではないでしょうか。でも、小、中とお子さんの年齢が上がると、全てリビングで、ではなくなりますよね。
数年前、私がはじめてこのワークに取り組んだ時、悩みは長男が片付け下手でどうしようもない!ということでした。家のあちこちに脱いだ服が散らかっていたので、「服を脱ぐ場所すべてに洗濯籠を置く」という対処をして、脱ぎっぱなしは減りました。 けれど、今思うと、長男は中学生になって子ども部屋中心の生活になったのに、机とベッド以外の私物がリビング周りにずいぶん残っていたことも、散らかりの原因だったのだと思います。自分の動線はわかるけれど、家族の動線って、注意して良く見てあげないとわからないものですね。今は長男の私物は子ども部屋に収まり、脱いだ服にイライラすることもなくなりました。
間取り図ワークをすると、「定位置はここでいいのか?」、「以前の生活スタイルの動線を、いまだに引きずっていないか」、「たまにしか来ない来客を意識しすぎた動線になっているのでは」などの気づきがあります。「今」の「普段の生活」が気持ちよく回るように、どこに何を置くのか検討してみてくださいね。
*スッキリ見えるテクニック
レッスン後半は、スッキリ見えるための収納のテクニックを、たっぷり学びました。
仕切る、立てる、掛ける、重ねるの基本を元に、並べ方、入れ方、飾り方、インテリアの配色や、色のバランスのコツまで。普段意識しない小さなことですが、言われてみれば「なるほど!」と思う事ばかり。
理想のリビングのイメージを言葉で表して、そこにぴったりくる色を知るワークも、みんなそれぞれ違って楽しかった!おうちを作り上げていくことは、本当に楽しいと思います。新築や引越しのタイミングで、知っていたらどんなに良かったかと毎回思います。
*スペシャルラボ?MSモデルルーム見学ツアー
今回のレッスン生さんに、そんな羨ましいタイミングで受講されている方がいらっしゃいました。今年マンションを購入されたKさん。引っ越しの前にどこに何を置くかだいこ先生にご相談があり、なかなかない機会だからみんなで入居前の新しいお部屋を見せていただくことになりました。
棟内のモデルルームもまだ営業中とのことで、みなさんで見学。私は15年前に今の住まいを買った時以来。
ベランダがテラスのようになっていたり、
スマートスピーカーでカーテンを閉めたり照明をコントロールできるようになっていたり、今時な設備も色々!
みんな夢が膨らんではしゃいでしまいました♪
モデルルーム見学の後に、Kさんの新居にもお邪魔させていただきました。
「こんな風に使おうと思ってます。」「ここの照明の配置が、しっくりこなくて悩んでます。」色々な質問に、「これは手直ししていただくこともできるんじゃないかな。営業さんが棟内にいて、引っ越して暮らしが始まる前の方がいいと思う」とアドバイスが。
やっぱり入居時に整理収納アドバイザーに収納計画の相談ができるってすごくいいな~と思います。
ということで4回目のレッスンは特別ラボがついた、スペシャルな回となりました。だぃこ先生、Kさん、19期のみなさま、ありがとうございました。
整理収納アドバイザー / 収育指導士