4月20日土曜日に開催された、「おうちスタイル・レッスン」3回目のレッスンの様子をアシスタントの渡辺 がレポートします。
20期も折り返し地点になりました。これまでの実践でできるようになったこと、心がけていること、変わったことなどを伺いました。
- 少しずつ定位置を見直して、片付けやすくなっている。
- 「お引越ししてないのに、新しいおうちみたい!」と子どもが言ってくれた。
- 使いにくい棚を入れ替えて1つ減らした。ものが増えがちなシーズンにきちんと入れ替えができたことが嬉しい!
- 衣類を整理し、今シーズン着なかった冬服を処分。手前と奥でシーズンごとに分けて衣替えしやすくした。
- 台所、食器棚の整理収納を実行。コの字ラックなどを入れて定位置を決め、しまいやすくなった。
それぞれ暮らしが快適になったり、ご家族が喜んでくれている様子が伝わりました。
家事時間を書き出す
今月の宿題は家事時間の書き出しです。
朝起きてから夜寝るまで、いったいどれだけの時間を家事に費やしているのか。
みなさんの家事時間の集計結果は、200分~750分とさまざま。
これは200分の方の家事が少ないのではなく、「カウントしていない名もなき家事」の時間があるのではないか?とだぃこ先生は話していました。
例えばお洗濯。
カウントするのは「スイッチを入れて」「干して」「取り込んで」「畳んで」「しまう」ですが、そのほかに「仕分ける」「裏返しになっているものを表に直す」「脱ぎ散らかしたものを拾い集める」という仕事もしているかもしれません。
家事はやろうと思えばいくらでもタスクを増やせるお仕事です。しかし現代のママはお仕事をされている方も多く、みなさんとっても忙しい!
ご飯を作ること、明日着る服を洗濯することは頑張れても、片づけや掃除まで手が回らなくなってしまうことも。
疲れて帰ってきた夕方に、朝の片付けから始めるのか、すぐに夕飯の支度に取りかかれるのかで、一日の終わり、もしかしたら翌朝の余裕も全然違うのではないでしょうか?
宿題で書き出した家事リストを元に、一日の家事計画を立てました。
一日の家事を「朝家事」と「夜家事」に分け、朝は起きてから出かけるまでのカウントダウンで段取り家事、夜は帰ってからのカウントアップのリセット家事で時間を割り振ります。「後で」と「知らないふり」をやめて、日々の動きのついでにちょこっと1,2分のお片付けやお掃除。平日にできないことは週末に追いつくようにします。週末にゆっくりしたい場合は、逆に平日をもうちょっとずつ頑張って週末はのんびりできるようにします。どんな風に毎日を過ごしたいか、私たちは自分で決めて、その通りにすることができるのです。
毎日「そこそこ」きれいにして、「まずまず快適に」過ごせるように、日々の家事の中にちょこっと片づけやちょこっと掃除を組み込んでいく。家事のハードルを下げて家族にも協力をお願いする。そんなコツを教えていただきました。
「散らからない家」「汚れない家」はありません。
散らかっても、汚れても、リセットできる家を目指す!ハードルを下げることで、家族もリセットに参加できるようになったら、ママの負担はずっと軽くなり、イライラが減って笑顔が増えると思いませんか?
WISHリストを仕分けて引き寄せる
レッスン後半ではWISHリストの仕分けをしました。
願ごとを書いた付箋を〇〇性と〇〇性で4つの窓に貼り分けます。実は、本当にやりたいことは、意外と優先順位の高いところにはありません。後回しにしがちなことを実現するために手帳と付箋を使って「予定」として組み込んで行きました。
ここでは、実現可能性は深く考えずに、やりたいことは全て書き出します。文字に書き起こすことで意識するようになり、必要な情報やタイミングをキャッチしやすくなるのだそうです。
私がこの日に書いたリストの中に「ランドセルの寄付」という付箋がありました。子どもが二人とも小学校を卒業したので、「寄付することにしよう」と相談していたのです。10連休の間に寄付の方法などを調べて実行しようと決めていたのですが、レッスンの翌日にFacebookでランドセルの寄付を最寄りの携帯ショップで受け付けてくれるという記事を見つけ、その日のうちに寄付の手続きを済ませることができました。
「自分がどれだけ幸せかは自分で決められます!」
この日一番心に響いただぃこ先生の言葉です。
できないことを嘆いたり気に病んだりするより、得意なことに目を向けて、できることを増やした方が、日々の暮らしの中にたくさんの幸せを見つけられる気がします!
20期も半分が経過しました。残り3ヶ月、自分も家族ももっと幸せになるために、無理なく頑張れる仕組みづくりに取り組んでいきたいと思います。
整理収納アドバイザー / 収育指導士