2月23日土曜日、おうちスタイル・レッスン20期、1回目のレッスンが開催されました。アシスタントの渡辺がレポートさせていただきます。
まずは、はじめましてのご挨拶と自己紹介。おうちスタイル・レッスンを通して、どんな暮らしにステップアップしたいのかをそれぞれ発表しました。
- 日々忙しいので「時短」を身につけたい。
- 定位置が決まっていないので、モノが散在しているのをなんとかしたい。
- 実家などから持ってきた「自分のものじゃないもの」が溢れている。「収まるところに収まる生活」がしたい。
今、ちまたには、色々な片づけ本、時短本があります。たくさんのモノに囲まれている私たちには片づけは不可欠なスキルになってきています。
でも、本だけ買っても、自分の家はなかなか片付きません。
なぜなのか?
それは目標設定が「家が片付くこと」になってしまっているから、なのだそうです。
「目標」が決まらないと、「手段」は活きてこない
実は、「家が片付くこと」は手段であり、最終目標は、達成したその時に「できること・感じること」。
片付いた部屋で何をしたいのか、自分はどうなりたいか、ということです。初めて聞いた時は目からうろこのお話でした。
だぃこ先生も、ご自身がお片付けを学んだ目的と、ゴールについてお話してくれました。
最初の動機は「子どもとの時間を作るために家事効率をアップしたい。だから片付けよう!」ということだったそう。片づけがうまくいくようになり、「子どもとの時間を作れた!」となった時の気持ちは、
「私、目標達成できた!私、頑張ってる!」
この気持ちを感じることで、前を向き視野が広がったのだそうです。
「『あれもこれもちゃんとしたい、なのにできない』と自分を責めるのではなく、モノ、思考、行動、色々なものを整理することで心穏やかに過ごせる余裕を自分の中に生み出して欲しい。頑張った自分を好きになれる、自分の暮らしを楽しむというイメージを持って欲しい。」
だぃこ先生のメッセージは、共働き世帯が増え、お仕事に育児に家事に忙しい女性たちへのエールです。
私も5年前からだぃこ先生からお片づけを学んでいますが、お片付けを通じてずいぶん自分自身と向き合うことができた、そのおかげで家族とも、前よりも正直に向き合うことができるようになったと感じています。
お片付けが上手くいかずモヤモヤしていた頃は、何にそんなにモヤモヤしていたのか、何をどうしたいのか、自分でもよくわかっていませんでした。
「片付け」を手段に、叶えたい理想の暮らしを見つける6ヶ月
レッスンの中では整理収納の基本とともに、「私は何をどうしたいのか?」を掘り下げながら、理想に近づいていくステップを一歩一歩進めていきます。
理想の暮らしを思い描き、ご自身の希望を掘り下げたら、基本に沿ってお片づけの宿題をしてみてください。一度やってみると、感じるものがあると思います。「次はこうしたい」が見えます。6か月間のお片づけ、せっかくですからワクワク楽しみましょうね~。仲間がいるから楽しく続けられます!
6か月間、どうぞよろしくお願いいたします!
整理収納アドバイザー / 収育指導士