キッチンは、一番使うモノの種類が多く、溜まりやすい場所です。
調理器具や食器など、日常的に使うもの以外にも、料理が簡単にできるグッズや片付け用グッズなど、買ってはみたものの使わないで保管しているものなども沢山潜んでる場所でもあります。
便利グッズのつもりが使えない!モノが溢れたキッチンの対応・考え方
調理する場所となるキッチン、衛生的にも常に清潔な状態にしておきたいですよね。また、便利という言葉に惹かれてついつい・・・で購入する前に、【モノで溢れないキッチン】にする為の考え方をお伝えします。
1 「ついつい・・・」にストップを!
毎日料理をするのは本当に面倒です。少しでも楽になって簡単に調理できるなら・・・って話題のグッズが目についたら欲しくなっちゃう、ついつい買っちゃう、は誰にでもあることだと思います。
でも、そんな前向きな気持ちで買った便利グッズも
・一回使って終わり・・・
・そんなに使わなかった・・・・
というのはよく聞く話です。
そのうち、グッズ自体どこにしまったのかも忘れて、ただただモノが増えるだけになることも。
便利グッズは使わないと意味がありません。
また、モノの出口が決まっていないものを次々と家の中に入れることはモノが増え、片付けづらい原因の一つになります。まず「入れない」ことを意識してみましょう。
2 今の暮らしに本当に必要なモノはなにか?
まず目先の新しい便利グッズに助けを求めるよりも、今ある「便利そうだから!」で購入したグッズを見直してみましょう。使う頻度に分けてみましょう。
たとえばこんな感じです。
A・すぐ使うもの(同じ用途のもの・毎日使うもの・月1回程度使うもの)
B・使わないもの(使えないものは処分・別の場所に移動)
そうすると、自分に必要な便利グッズの「傾向」が見えてくるかもしれません。
もし、全然使っていない便利グッズがあったらこの機会に処分を考えましょう。年に数回しか使わないものを、ずっとキッチンに置いておいてもゴチャゴチャしてしまうし、お掃除の時も邪魔になったり滅多に使わなければどこに片付けたかも忘れてしまうくらいです。
・このグッズは今の暮らしに本当に必要なのか?
・このグッズはこの先どれくらい使うのか?
を意識し、それぞれのグッズについて把握しておくこと、そして、処分することで自分にとって「不必要なモノ」も決まってきます。
3 要注意なキッチングッズ
「画期的!」「こんなことが家でもできるの!」と目を引く商品もあります。
例えば、一回で3本に弾けるキーラーや刺身のつまをつくる器具。確かにこの様なグッズがあれば時短にもなるし便利ではあります。でも今必要なだけで、この先常に使うことはあるのでしょうか。
1回きり、数回きりのグッズにお金をかける、保管しておいたりすることが、キッチンの容量を狭くしてしまうのです。人から譲り受ける時も同じです。実家の食器や鍋、この様なものも本当に必要なのかよくよく考えてからにしてくださいね。
まとめ
便利グッズがあるからおいしい料理がでるわけではありません。
便利グッズを上手く活用し時短することで、時間と手間を省き、その分見た目にも鮮やかに盛り付けしたり
品数を増やしたり、手をかけて美味しい料理を作るのです。
そして、モノの量と暮らしの質のバランスがキッチンを片付けるポイントになります。片付ける際は、初めに選別することから始めてみましょう。
モノで溢れたキッチンの対応・考え方についてお伝えしてきました。
人は、便利なものだとわかると時短になるし家族も喜ぶから・・「買ってもOK」と理由をつけて購入しがち。
でも本当に必要なのかがポイントなんです。今必要なだけなのか?使いこなすことができているのか?良く考えてみて今あるグッズを選別してみてください。
お手軽なパン焼き器があっても、調合した粉を入れないと自動で熱々のパンは焼けませんし
野菜を入れないジューサーから健康に良い野菜ジュースは出てきません。
モノ・場所・時間とを上手くバランスを取り、本当に使えるモノを愛用し料理の楽しむ。
使わないモノを持つことで調理の場所が狭くなったり、せっかく家族りのためにと購入したモノが無駄な買い物にならないためにも、必要最低限のあなたに合った便利グッズを購入し、使う貴方が主導のキッチンに仕上げてみてくださいね。
おうちスタイル札幌代表 / おうちスタイリスト®️ /整理収納アドバイザー1級/整理収納アドバイザー2級認定講師/住宅収納スペシャリスト認定講師