10月26日土曜日、おうちスタイルレッスン21期の2回目が開催されました。アシスタントの渡辺より報告いたします。
まずは1ヶ月の振り返り、初回レッスンを受けてどんな変化がありましたか?
20期からのリピート生さんは前期からの勢いに乗って新しい箇所もしっかりお片づけされ、使わないと判断した文具を「誰か使いませんか?」と持ってきてくださっていました。モノを生かして手放そうとする姿勢、とても素敵だと思いました。
新規生さんは、レッスン受講後片付け意識が高まり、SNSや書籍などでも整理収納について色々と情報を集めて宿題の参考にされたそうですが、取扱説明書を整理されていた時、参考に読んだ「取説は全部処分する」という記事に疑問を感じ、整理はしたけど捨てられなかったとおっしゃっていました。
そのことには「納得してない場合は捨てない」というのも大事なことなんです、と大子先生からしっかりと説明がありました。「捨てようかな。でも捨てちゃって大丈夫かな」と迷った時には、捨てようと思ったものを一度収納から出して別場所に保管します。「なくても困らない(取説が必要なときはネットで調べられる)」「ない方がすっきり使いやすい」と思えたらその時に処分すればいいんですよ!
大子先生の説明にレッスン生さんもホッとされていました。
宿題発表
中身がその時によって変わるストック収納に挑戦された方は作業の中でストック品を2重に買っていたことに気づきました。中身を全部出して確認したからこそわかったことです。大子先生からは、「ストックスペースもカテゴリー分けをしてグルーピングすると何が切れかけているかがよくわかるよ!」とアドバイス。収納用品のご紹介もありました。
文具の整理をしたレッスン生さんは、前年の整理でマグカップをたくさん処分し、その後割れた時に足りなくなり買い足した、という教訓から、「数が多いものは2軍ボックスに入れる」というのを始めたそうです。「何をどこまで処分するか」もその人次第。経験で自分にちょうど良い捨て時がわかってくるのですね。
散らかる理由を考える
家が散らかる時、そこにはどんな理由があるでしょうか。そこにあるのは「とりあえず」置かれたもの。家族それぞれの「とりあえず」の積み重ねが、次の仕事のやる気を奪う「散らかり」になります。
「片付ける」を簡単に‼︎
では、「片付ける」を簡単にするにはどうしたら良いでしょうか。
「片付ける」とは使ったものを戻すこと。「使う」と「戻す」をセットで考え、使ったら戻す流れを作ることが必要です。それを家族と共有することで、ママの負担はずっと軽くなります。システムづくり、それをするのは片付けを学んでいる私たちです!
片付くシステムを作る
一口に「戻す」と言っても、やる気を奪うほどの状態からまず何をどうするか。
レッスンの中でやる気を失わずにゴールに向かって進めるコツを習いました。
ただ、お母さんだけが快適な空間を求めると、家族は協力してくれません。みんなにとって快適になるように相談することが大切です。「どうして片付けてくれないの!」と嘆いたり怒ったりするよりも、「私はこうしたいんだけどどう?」Iメッセージで伝えましょう。
お片づけ魔法の法則
後半は、「お片づけ魔法の法則」と題して、家の中の場所別のお片づけのコツをわかりやすくレクチャーしていただきました。
運の入り口、玄関をすっきり保つコツ、リビングを散らかさないために、何よりも意識すべきこと、ダイニングテーブルを食事以外にも使う家庭は〇〇を用意して一時避難、汚れが溜まりやすい水周りに最適な収納は?そして主婦の城、キッチンを使いやすくするコツは??それぞれの場所に適した収納用品や使い方もご紹介くださいました。実物を手に取れるのはありがたいですし、この中から貸出しもしてくださいます。
教えていただいた色々なコツは、毎日コツコツ続けることが大切です。3週間21日頑張ると、脳が習慣として覚えてくれて、自分の中でハードルが下がるのだそうです。まずは3週間、私も一緒に頑張ります。
お片づけは、家族が快適な暮らしを実現するための手段です。
毎日続く家事を楽しく、気分を上げて頑張れるように、「とりあえず」ではなく、自分で選び取ったもの達と暮らしたいと思います。ただ、ママにとっての「映える」とか「気分が上がる」だけだと、「家族の快適」からは離れてしまいます。片付けることは目的ではなく、手段。その先には笑顔でおうちを回せる自分と家族の姿を思い描いていきましょうね♪
次回はお片づけの最大のキモ!(と私は思う)時間管理のコツです。
いかに楽チンに!いかに楽しく!いかに短時間に家事をこなすか!みなさんで知恵を出し合うのを楽しみにしております!
整理収納アドバイザー / 収育指導士